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②モーガニック再生農業ゾーン

更新日:4月5日

牛等の草を食む(mow)動物を循環の輪に戻して、土壌改良しながら地球環境も再生させる自然栽培ゾーン


  • ・輸入飼料(※現在日本の家畜の飼料は70%輸入)や輸入肥料(※現在日本の化学肥料はほぼ100%輸入)に依存せずに、燃料を極限まで抑えた、環境負荷0、マイレージ0、で海外の劣化しやす農地や森林や枯渇しやすい水資源を守ります

  • ・放牧の後は土壌改良効果が高く、炭素貯留効果も高いため、世界全体の気候変動緩和へ貢献できます

  • ・不耕起栽培や減耕起栽培により、通常の慣行農法で耕起することで大気中に放出される炭素を削減でき、雨や風や紫外線により土壌が劣化することを防げます(※世界の農地の土壌の3分の1が劣化していると言われています)

  • ・農地の貯水機能を回復させ、災害の激甚化緩和に貢献できます

  • ・完全無農薬、無除草剤、無化学肥料(肥料は動物と自然の中で自給自足)の自然栽培で、地域の環境を守ります

  • ・自然界と同じ野草グラスフェッドを給餌した抗生剤やホルモン剤0の動物堆肥と草堆肥を循環させ、地元の農地を守ります

  • ・健康にとっては良いけれど、草刈りに手間がかかって仕方なかったり、気のせいと言われたり、改良に途方もない年月を要する循環農法をする人々の悲願である「楽で結果の出る、でも安心安全な作物の栽培方法」を科学的に研究開発します

  • ・耕作放棄地や荒廃農地を活用するので、農地から農薬や化学肥料が抜けています

  • ・隣接する農地がないので、慣行農法をされている周りの方々に雑草の種が飛んで行ったりして迷惑をかけずに済みます

  • ・農地は一度荒れてしまうと、放置した年数の7倍、元の肥沃度を取り戻すのにかかると言われていますが、牛が来ることで、それを一気に短縮することができます

  • ・背高泡立ち草、ススキ、葛などの荒れ地の象徴である雑草が繁茂した耕作放棄後1年~5年目の農地、柳や桑やハンノキなどの雑木ばかりになった耕作放棄後7年目、8年目の山林化した地力の低い農地も、牛が短期間で作物を作れる土壌に回復させてくれた実績があります

  • ・反対に、除染で表土10㎝を剥がれた砂漠のような農地や、土砂崩れで山砂に覆われた完全に無機質な農地も、短期間で柔らかな草が生えることのできる生命の宿る土へ改良してくれた実績もあります。(※表土1㎝は日本は100年かかって作られます。10㎝は1000年分の蓄積です)

  • ・ベストな方法を研究中ですが、未来の可能性に満ちていて、日本の耕作放棄地や荒廃農地の解消モデルとしても、土壌劣化が著しい海外の土壌を蘇らせ土地を緑化するモデルとしても、人類の夢を実現できるかもしれないおもしろい栽培と研究ができるゾーンです

  • ・逆境を逆手にとって、「過酷な農地環境でも」「手間なく育つ」野生に近いワイルドな種を研究中です

  • ・「幸せエコ牛が育てた〇〇」シリーズで販売予定です(試験栽培と測定検査実施済み。食品安全基準クリアしました。作物は非常に美味でした

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参考文献

植生学会「愛しの生態系: 研究者とまもる「陸の豊かさ」」2023 1、鈴木宣弘「世界で最初に飢えるのは日本~食の安全保障をどう守るか~」講談社2022 2、ゲイブ・ブラウン「土を育てる~自然をよみがえらせる土壌革命~」NHK出版2022<https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000819002022.html> 3、中田哲也「フード・マイレージ: あなたの食が地

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